夕日にふと声をかけてみた

聞き返す声に何も

ランチタイム

たいていお昼は一人で食べることが多い。同僚にランチに誘われることもあるが、それも週1回で十分かなと思う。

一人だと食べたいものを食べたいタイミングで、(職場の昼休みは任意で1時間なので)ゆっくーり食べることができる。暑さ寒さにうるさいタイプなので、お店のクーラーが効きすぎてたりするとすごく嫌だし、日によって体調は違うのでほんとに食べたいものを食べたい。

一番好きなランチは、気候が良い時期に緑が多いベンチでお弁当を食べるのがいいな。都会にも鳥はたくさんいるので、毎日同じ鳥がランチのおこぼれをもらいに来てる!(と私は思っている。

)この間は30分近くその鳥にサンドイッチのかけらを投げてあげていたが、急に動きが止まったかと思うと、フンをした。鳥でもやはり、フンをするときは少し気持ちを入れるのだろうか、動きがすべて止まった。

「お、どうかしたのか。」と一瞬思った。

そしたらもうそのあとは自ら飛んで行ってしまった。ここでのランチは、あるいはもうサンドイッチはいいと思ったのか。

なんだか一人残された気分だった。

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